2009年9月30日水曜日

三井住友海上火災保険、健康管理と労災・事故防止セミナー

三井住友海上火災保険、健康管理と労災・事故防止セミナー


 三井住友海上火災保険は2日、同社駿河台ビル(東京都千代田区)でトラック、タクシー、バス会社などの運輸業界を対象とする「健康管理と労災・交通事故防止セミナー」を開催した。当日は定員数を大幅に上回る92人の運輸関連事業者が参加。3部構成で「健康リスクが労災事故に及ぼす影響と対策のポイント」「睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策」「ヒューマンエラーによる事故を防止するために」などのテーマを各講師が解説した。

 当日実施した参加者アンケートでは、64・8%の参加者が第2部のSAS対策について「大変参考になった」と回答。また、“今後取り組んでみたいこと”の質問(複数回答可)でも「SAS対策」が46・5%を占めた。このほかには「健康対策を盛り込んだ安全運転に関するドライバー向け教育」(42・3%)、「過労・疲労運転の防止対策」(35・2%)、「飲酒運転防止(残酒問題)への対策」(33・8%)、「映像記録型ドライブレコーダーの活用」(26・8%)などへの関心が高かった。
 さらに、今後取り上げて欲しいテーマとしては「営業マン向け事故防止セミナーの開催」「ドライブレコーダーで記録したデータの分析とドライバーへの指導方法」「車両事故における企業の責任および使用者責任の法的範囲」などの要望が寄せられた。

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