2009年10月15日木曜日

<東証>三井住友海上が続落 JPモルガンは投資判断引き下げ

<東証>三井住友海上が続落 JPモルガンは投資判断引き下げ
(14時45分、コード8725)4日続落。一時は前日比100円安の2205円まで下落し、現在は2240円近辺で推移している。JPモルガン証券は13日付のリポートで、三井住友海上の投資判断を3段階評価で最上位の「オーバーウエート」から真ん中の「ニュートラル」へと引き下げた。目標株価は従来の3610円から3050円に修正。現在の株価より高い水準だが、同業内での相対的な投資妙味が低下したことを嫌気した売りが出た。

 リポートを執筆した同証券の辻野菜摘氏は「割安ながらも、(あいおい損保とニッセイ同和損保との)統合によるモメンタム(騰勢)が強く感じられない同社(三井住友海上)の投資判断をニュートラルに引き下げることにした」と説明。一方、現状で業界最大手の東京海上(8766)については「統合がないかわりに事業拡大に集中することが期待できるうえ、IT投資コストが次第になくなって経費が下がることも2010年度以降は期待でき、統合しないことによる強みがある」と評価している。〔NQN〕

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