2009年10月3日土曜日

再送:三井住友海上<8725.T>・あいおい損保<8761.T>・ニッセイ同和<8759.T>、経営統合で最終合意

再送:三井住友海上<8725.T>・あいおい損保<8761.T>・ニッセイ同和<8759.T>、経営統合で最終合意
2009年 09月 30日 17:35 JST
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 [東京 30日 ロイター] 経営統合の協議を進めてきた大手損保の三井住友海上グループホールディングス(8725.T: 株価, ニュース, レポート)、あいおい損害保険(8761.T: 株価, ニュース, レポート)、ニッセイ同和損害保険(8759.T: 株価, ニュース, レポート)は30日、経営統合で最終合意し、株式交換の比率を発表した。

 3社は三井住友海上HDを新会社の持ち株会社とし、あいおい、ニッセイ同和とそれぞれ株式交換を行い、傘下に入る方式をとる。新会社名は、「MS&ADインシュアランス・グループ・ホールディングス」。社長には江頭敏明・三井住友海上HD社長が就く予定。

 株式交換比率は、あいおい損保1株に対し現・三井住友海上HD0.190株を割り当て交付し、ニッセイ同和の株式1株に対しては現・三井住友海上HDの株式を0.191株割り当て交付する。あいおいとニッセイ同和のそれぞれの株式は2010年3月29日付で上場廃止になる予定。

 効力発生は2010年10月1日の予定。3社は統合により2013年度に、2008年度比で年400億円以上のシナジー効果を見込む。2013年4月には3社共同のインフラを稼動するため、段階的に各社のシステムを統合する。第一弾は2010年10月のあいおい損保とニッセイ同和のシステム統合となる。システム統合は2014年4月に完了することを目指す。


 あいおい損保とニッセイ同和は、持ち株会社の傘下に入った後にあいおい損保を存続会社として合併し、「あいおいニッセイ同和損害保険」となる。同社社長はあいおい損保から就任し、会長はあいおいとニッセイ同和から1人ずつ出す予定。


 経営統合により、3社合算の連結保険料収入は約2兆7000億円になり、東京海上ホールディングス(8766.T: 株価, ニュース, レポート)の約2兆2000億円を抜いて国内首位となる。

 今回の経営統合における各社のフィナンシャルアドバイザーは、あいおい損保が野村証券とモルガン・スタンレー証券、ニッセイ同和はゴールドマン・サックス証券、三井住友海上HDは日興シティグループ証券、UBS証券、大和証券SMBC。

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