2009年8月6日木曜日

三井住友海上、運輸業向け営業強化-ドライバー高齢化に対応

三井住友海上、運輸業向け営業強化-ドライバー高齢化に対応

 三井住友海上火災保険は運輸業への営業を強化する。ドライバーの健康管理をテーマにしたセミナーを9月に開催するほか、自動車事故の一因とされる睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策に関するサービスを全国展開する。ドライバーの高齢化などを背景に、運輸業界ではドライバーの健康管理に着目した事故低減に関心が高まっている。このニーズに対応して、新規顧客を獲得するとともに、事故率低減で保険収支の改善を進める考え。
 9月にトラックやバス、タクシー会社の運輸業を対象にしたセミナーを開催する。過労やメンタルヘルス、SASなど自動車事故や労働災害の原因とその対応について解説。自動車保険、使用者賠償責任保険、団体長期障害所得補償保険の新規契約への結び付けを狙う。事故防止の正しい知識を周知することで事故率の低減も期待できる。運輸業界では同テーマへの関心が高く、10月にも同様の内容で追加開催する。
(掲載日 2009年08月06日)

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