2009年8月12日水曜日

三井住友海上は1Qの黒字転換・高進捗業績をテコを続伸

三井住友海上は1Qの黒字転換・高進捗業績をテコを続伸
2009年8月11日9時34分
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 三井住友海上グループホールディングス(8725)は、80円高の2645円と続伸している。前日10日に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、大幅増益転換して着地し、利益が、期初予想の今期通期業績を上ぶれたことをテコに下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。同社の1Q業績は、前年同期比1%増収、39%経常増益、36%純益増益と伸び、経常利益は、461億6500万円は期初の通期予想300億円、純利益321億7900万円は同じく220億円をすでにクリアした。資産運用収益は前年同期より約19億円減少したが、保険引受収益が約63億円増加し、保険引受費用も約122億円減少したことなどが要因となった。第2四半期累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は220億円(前期比2.6倍)と大幅増益転換を見込んでいる。株価は、昨年9月のリーマン・ブラザーズの経営破たんで発生した保有債券の評価損で、上場来安値1635円まで売り込まれ、昨年12月のあいおい損保などとの経営統合を手掛かりに3000円台を回復、1株純資産2411円水準で中段もみ合いを続けている。一段の戻りを試そう。

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